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カーテンだって、自分で・・・ [パノラマルーム]




パノラマルームのカーテン用として、セブ市で生地を28m(1F-11m、2F-17 m)買ってきた。

たかが布なのに、28mって、けっこう重い。

幅は60インチだが、売る単位はメートル。

この国は生地に限らず、センチよりインチが多用される。

私はもう慣れて『両刀使い』だが、日本人にはインチは馴染みがない。


まぁ、そんなことよりカーテン。



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これは1階のベッドルーム用の生地の一部。
切っている途中。




作る段取り

・窓の開口部のサイズを測る(もちろん、インチで私が設計して作ってある)。

・以下の要領で生地をカット。

横幅は上にひだの分を加え(私はいつも1.5倍にする←正しいかどうか分からない)、縦幅はカーテンレールの位置と取り付け具のための上の追加分、窓下部分の追加分を加える。
これがカーテンの最終サイズとなる。

上の『最終サイズ』に縫い代(サイドはともかく、上下は折り返しの幅がデザイン上異なるので、縫い代は当然違ってくる。
『最終サイズ』に『縫い代サイズ』を足したサイズで生地をカットする。



そして縫い子に出すのだが・・・・

失礼は承知で書けば、田舎はレベルがとても低いので、一種の『賭け』となる。

普通なら、窓のサイズを教えて生地を(カットせず←なかなか面倒くさい)そのまま渡せば、正しい“カーテン”が出来上り、ハンパ生地とともに戻ってくると思う。

ところが、ここでは現実は違う。

以前、シーツくらいなら出来るだろうと、仕上がりサイズを書いて、生地をそのまま切らずに渡した事がある。

出来上がってきたのは、『ベービーベッド用』と思わんばかりの、小さなシーツがドッサリ!

(ウチに泊まって、シングル用シーツなのに、つなぎ目があればその時のです。)


残念ですが、とにかく、頭のデキが普通(ここでは普通なのだろうが)と違うのであります。

だいたい、7~8歳くらいの子に説明するように、想像できる限りの、『ここまでやればミスしないだろう』というレベルまで掘り下げて、絵に描いて、文章にして、彼らの言葉で話して、見せて、繰り返さないといけません。

而(しこう)して、あとで後悔しないためには、ミシン掛け以外のことは、自分でするほうが良いのであります。




任せたことによって、相手がどんな失敗をして、こちらがどんなに損害を被ろうと、相手は絶対に責任を取る(弁償するとか)ことはない。


無い袖はふれない。

“持たない者”の強みである。


それは比国(の田舎)に住んでいる外国人なら、誰もが知っている不平等な“ローカル・ルール”である。

例えば、日雇いのドライバーを雇って自家用車を運転させたところ、事故って車を潰す。

食器を洗わせたら、高価なグラスや皿を悪びれずに割る。

誤った操作をして、家電製品を壊す。

強風で隣家の木が倒れ、うちの建物が壊れるとか・・・・例を上げればキリがない。

ヒドイのになると、居直ったり、逆ギレしたり、ひと言あやまることもしない。


ここはそういう国なので、憤(いきどお)っても仕方ない。




さて、とりあえず、1階のベッドルーム用カーテン・8枚を縫い子に出してみた。

今回はどうなるかな。








「ナンじゃ、こりゃ?」-Ⅱ [パノラマルーム]



次男(もうすぐ4歳)が、興奮気味に言ってきました。



『パパ~ァ!、ランガァ~(ム)!』




“ランガム”とは、タガログ語ですと“蟻(アリ)”ですが、この辺のビサヤ語ですと“鳥”を言うようです。


何しろ相手は、日本語、英語、ビサヤ語をごちゃ混ぜで使いこなす『ツワモノ』ですから、
親の私でさえ、何を言っているのか判らないこともあります。

『ハヤク、ハヤク、来て、見て』


手を引かれて見に行くと・・・

大きいポリバケツの底に雀が・・・




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「また、やってる!」


ウチの建築スタッフが、軒下の雀の巣を見つけて捕まえたのです。

(もちろん仕事中にです。)


職人連中は、喜んでニヤニヤしています。



(まったく・・・・・・・・・)



ビーチで石や砂を集めさせれば、合間に・・・どっちが『あいま』だか分かりませんが・・・カニやタコを採ったり、漁師と話し込んで魚を貰ったりする。

ちょっと目を離すと・・・・・・

まるで子供と一緒です。

時間給で仕事をしている意識というか、そもそも“仕事”というものに対する感覚が我々とはかなり違います。

だから注意をしても、あまり効果は期待できません。

此処はそういう国で、この人たちはそういう人たちだからと思えば、もうそんなに腹も立ちません。

仕事でミスされて、損害をこうむるよりはずっとマシです。

取りあえずは甘い顔をして、(バカみたいに)一緒に喜んでやります。



若い頃の短気な私で・・・

ここが日本で・・・

彼らが、後輩か部下だったら・・・

取りあえずは、頭のひとつも張ってやりますが、上のどれも該当しません。


(どんな場合であっても、比国で外国人が比国人を怒鳴ったり、叩いたりするのは、絶対ダメです。)








スズメはどうするかって?

聞くだけ野暮です。

当然、彼らは持って帰って食べます。

酒のツマミでしょう。

小雀ですので、骨も頭も内臓も嘴も全部食べます。


彼らにとって、生き物を飼うこと、生き物を捕まえること、これらの目的は『食べるため』、

ただ、それだけでしかありません。







『ナンじゃ、こりゃ?』 [パノラマルーム]



建築現場のスタッフ達が喜んでいました。




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(↑)これ、何だか分かりますか?

なにやら液体の中に、コインが・・・・



正体はこれ(↓)です。



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塗料(ペンキ)の缶を開けたら、そこにコインが入れてあった。

1ペソコインが2つ=2ペソ(=約5円)。



ペンキにコインが入っていたら、ふつう『ナンじゃ、こりゃ?』と思いませんか?




このペイントはポリウレタンコーティングで透明ですので、開けた途端に見えちゃいますが、通常は最後まで使ったときに気が付いて、喜ぶんですね。



さて肝心の、“なぜ?、ペンキ缶の中にコインが・・・?”ですが、


これは工場のミスや、何かの手違いで、偶然に入ってしまったわけではありません。

言ってみれば、洗剤袋やクッキーの中の指輪とか、おみくじのような射幸心を刺激する発想で、意図的に入れられています。

入っている割合としては、10缶~15缶に対し1缶くらいでしょうか。

このプレゼントの、今までのウチでの最高額は、20ペソ(=約50円)と大した事はないのですが、現場の職人達はそれでも喜びますので、この商法は功を奏しています。



ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、フィリピンのまともな(掘っ立て小屋でない)家の建築は、厖大な量の塗料(ペンキ)を使います。

この前書いたような階段のステップ(踏み板)などは、3種の塗料を計8回塗りました。

此処では『3度(又は4度)塗り』が基本(委託工事は別)ですから、いま作っている“パノラマルーム”で、すでに52缶(約200リットル)くらい使いました。

建築費の中で、バカにできない項目です。


穿った見方・その1:ペンキ塗りは楽な仕事だから、いつまでもやりたがる。


穿った見方・その2:厚塗りの塗料層で強度を出す?


穿った見方・その3:塗り直し=リタッチ(タッチアップ)を何度もして、ミスを隠す。








スキを見せたら、メチャクチャになる [パノラマルーム]

愚痴記事です。

今作っている客室“パノラマルーム”、佳境に入ってきました。

作業が細かくなって、片ときも目を離せません。



例えば、昨日は・・・・

階段に貼る踏み板のペイント作業で。

工程は、検討した結果、下塗りにオイルウッドステインを塗り、ネジと水性接着剤で階段に貼る。
その後でサンディングシーラー、上塗りにポリウレタントップコートで仕上げる・・・・とプランを決めて、資材を買ってきました。
(彼らには、知識も考える気も無いので、全部私が判断します。)

ペンキ職人に下塗りのウッドステインを渡して、作業開始。

まず、踏み板のサイドに貼るモールディング(縁飾り木)を塗りました。




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『OAK=オーク』という色を買ってきたのですが、色が薄くまるでクリアーカラーです。

そのあと、踏み板に塗ってもやはり薄い。

(おかしい???ぞ)

フィリピンでは、ペンキの中身と見本色が一致しないのは珍しくないのだが、それにしても色が薄すぎる。

このブランドの『オーク色』は、私は前にも使ったことがあるので色は知っています。


このままではマズイと、私は以前の残り物のウッドステインの『マホガニー色』を探し出し、この『インチキオーク』と混ぜて、適正な色を出そうとセッセと準備して渡した。


ところが・・・・やがて担当が踏み板の裏面を塗り始めると・・・色が全然違う。

この色は正しい“オーク”です。






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同じ缶から出したペイントです。

色が全然違うのに、塗ってる当人は何も気にしていない。

というか、お金欲しさに来ているだけだから、ヤル気も無く、仕事に対し責任感も無く、疑問も感じず、好奇心や探究心など絶対に無く、そこには進歩も向上も無い、ごく普通の田舎の比国人です。



(このやろ~、何だ、これは~!)


上は私の心の声でして、フィリピン人を人前で叱ったり、怒鳴ることは絶対にいけない事ですので、

現実は・・・


「ちゃんとオークの色になったね、良かったね~、ところでなんで色が変わったの?」


と聞きますと、


『 (実にあっけらかんと) さっきは混ぜてなかった』


(思ったとおりだ)



*ペンキの缶を開けて、かき混ぜずにそのまま、つまり、うわずみだけを塗ったのです。
ちなみにペンキは分離しますので、よくかき混ぜてから塗るのは、常識中の常識です。



「あっ、だからだぁ、そ~か~、良かった!」


心の中の叫び声は、




(このやろ~、テメ~、ペンキ飲んで死ね~)




作業者はヘルパー(助手)ですが、私が指示したのは、ぺンキ職人としてこの村では名の通ったKであり、Kがヘルパーに作業を指示しています。

そして、そもそもKも『変なオーク色』は目にしているのです。


これはほんの一例で、作業ごとにネジや釘のサイズ・量・種類まで指定してその都度材料を渡し、毎回シッカリ指示して確認して、更に再確認しても、ちょっとでもスキを見せると、こういう大ボケをカマされてしまいます。

委託工事ではなく、私が道具を用意し、資材の一切を購入して渡し、彼らに手間賃(日当)を払う方式でやっていますので、どんなミスを犯しても彼らにはダメージは無いのです。

ここはそういう所で、この人たちはそういうひと達だと、私は分かっていてこの(近所の村人達を雇用し、手間賃を払う)方法を採用してやっていますので、他人を責める事はできません。

(もっとも、委託契約工事スタイルにしたら、建物はできないと思います。)




しかし、“ちょっとでもスキを見せたら、やられる”という戦場のような緊迫感で、半年も(かつては2年間も)休みなしで、カリカリし続けるのは並大抵の事ではありません。

何しろ、敵は1人2人ではなく、6~10人もいるのです。

(我ながら、よくモツと思います。)

私にはお客様をもてなす仕事や、他の諸々の仕事もありますし、建築に割けるのは50%くらいと考えていますので、実際には常に複数の事を同時に考えたり、したりしないといけません。



(身体がもうひとつあったら・・・)



ときどき自分でも、「年のワリには、よくやるぜ」と思います。

愚痴でした。


丈夫に産み育ててくれた両親に、感謝です。









前はもっとひどかった [パノラマルーム]









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(海ゲート前、しばらく前撮影)




他にも諸々ありますが、最近、連日のフィリピン人相手の建築仕事のストレスか、戦後生まれの軟弱な私は、また痩せてしまいました。

夜眠れないせいでしょう。

内臓もどうやら、あちこちシクシクします。

私も泡沫(うたかた)の凡夫です。

私のような単細胞生物でも、弱さが前面に出てしまうこともあります。



こういうストレスは、フィリピンのような国で田舎の人を雇用して(例えばこの建築などの)仕事をしたことのある人、云わば『経験者』でないと分からないでしょうね。

文章力のある人が厖大な字数を労したとしても、日本の人たちには、理解しがたいことだと思います、きっと。


当地の彼らの長年の習慣や性癖に逆らい、無理とは知りつつも、『細部に気を配り、なるべくきちんとした建物を作りたい』と言う私の気持ちがストレスの大元、要は『原因は私にある』と言えます。

大局を見極めつつ、細々とした無数のディテールに拘(こだわ)らなければ、いい仕事はできないし、結果も出せないと信じている日本人です。

反して、有史以来?彼らの多くは、この気候の故もあり、そんなことには全く考えずにその日暮らしで生きて来て今があるわけで、おそらく、それはもう、彼らの遺伝子情報にも組み込まれている?ことでしょう。



有り体に云えば、(簡単なことなのですが)彼らにとって出来ないことを私がやらせようとして、その結果やはりできない事・・・が私を撃沈してしまうのです。

私が私をアジャストして、彼らに合わせればいいのでしょうが、それをすれば、私のすべきこと、使命が果たせません。

そういった意味では、私は適応力が全くありませんし、リーダーシップというか人を導く能力にも欠けているのです。


でも、つらつら考えてみると、2008年と2009年のほぼ丸2年間、クラブハウスから始まり、コテージ2つ、お座敷レストラン、その他諸々の施設を彼らと共に作ってきたのです。

普段、自分のブログの、過去の記事を見ることは滅多に無い私ですが、振り返る意味でちょっと見てみました。


http://t2mary.blog.so-net.ne.jp/2008-06-21

http://t2mary.blog.so-net.ne.jp/2008-06-22

http://t2mary.blog.so-net.ne.jp/2008-06-23

以上、“オー!カミよ!、天を仰ぐフウテン”

そのほか『愚痴ブログ』が、これでもかと続々出てきますね。



読んでみると、

当時は、“今よりひどかった”(笑)かもしれない。

ってことは彼らも“多少は”進歩?して、いる。


であれば、私の苦労?も少しは報われた気がします。

少なくとも彼らは、このセブのど田舎で、ウチからの収入で家族を養っている。

私共一家も、お役にたてているのです。

私共一家も、この地セブ島・オスロブで、生かさせていただいています。




思えば2007年12月以来です。

遠方からプロ職人を呼ばず、近所の村人だけを雇用して、手作りでリゾートを創り上げ運営する、というウチのポリシーでやってきたわけです。

“家族と自分のため、他人様のため、地域のために働く”ということで、私は今でも間違ってはいないと信じています。


ですから、男なら、なにがなんでも、最後までやり遂げるしかないのです。



“パノラマルームの外観”公開 [パノラマルーム]

改めて申し上げますと、

ウチは“セブ島のオスロブ”と言うところにある小さなビーチリゾート(T2ゆかり)です。


失礼致しました。

『ビーチリゾート』ではなく、『ペンション』とか『海の家』・・・・良くいっても『プチリゾート』レベルでしょうか。

そのプチリゾートが、身の程知らずにも、去年12月、折悪しく円安と重なるころ、新しい客室を作り始めまして、あろう事か“パノラマルーム”などと命名致しました。

以後、わが王国経済を強く圧迫する『カネ喰い虫』となっています。

領民(一家4人)は、


『欲しがりません、パノラマルームが出来るまでは!』


を合言葉に、耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び、半年以上暮らしてきました。



その金食い虫を、とりあえず外観だけは何とか形にしましたので、画像を公開いたします。

本邦、初公開です。




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右側の白いのは“クラブハウス”。

当地オスロブ・ラグンデ村では、『T2ハウス』とか、『サムライハウス』と村人達に呼ばれています。

そしてそれに抱き合わせた(左側)、やたら色遣いの派手な建物が、新客室“パノラマルーム”です。






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海側から見た画像です。

1階はベッドルーム×2、2階はパノラマビュー?のリビングで、画像の左側は15平米(約9畳)ほどの広さのテラスです。

このテラスは『治外法権』です。

ここでどれだけ飲んで、どれだけ騒ごうと、隣近所からは全く苦情が来ないことは保証いたします。






通常は、外壁の仕上げは最後のほうなのですが、いつまでも『工事現場』然としていますと、ご利用のお客様が不快な思いをされますので、先に外観を仕上げてしまいました。

まだまだ工事は続きますが、いずれにしても、もう、先は見えました。




念のため申し上げますが、

この外壁の、『分裂症的色使いに』関する、批判、中傷、抗議、非難などは一切受け付けませんので、ご了承下さいませ。

と同時に、私の尋常でない建築センスを否定する事も、同様でございます。

ちなみに、奥様Mは、私のこの外壁カラーの決定に“マハトマー・ガンディー”並みに、平和主義的に強く抗議いたしました。

しかし、私はバカボンのパパのように、「これでいいのだ」とガンとして、受け付けませんでした。









カネ喰い虫、あと3ヶ月? [パノラマルーム]

“カネ喰い虫”=パノラマルーム(今作っている客室)、のことでございます。

内輪話です。

T2の上がりから、経費とささやかな生活費を引いた残りを全部、パノラマルームが建築費として喰っています。

今までの蓄えは、すでに工事費が喰い尽くしました。

工事を途中でトットとやめる『フィリピンスタイル』も考えたのですが、日本人(私)の性分で、できません。

工事が中盤に入ったので、何かと資材費が嵩み逼迫しています。

工事を加速すれば、その分掛かる経費も加速するので、ダラダラやるしかないのです。

言っても詮無いことですが、11月からの円安も・・・・響いています。

(ここにきて、少しだけ円が戻しましたが。)

タイミング悪く、工事を始めたのが11月末でした。

しかし、あと3ヶ月くらいの辛抱です。

お金がないと病気もできませんが、毎日の緊張感でかえって病気はしません。

おかげさまで、子供達も丈夫で健康です。







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屋根は乗せました。

屋根より高い場所は、この辺では椰子の木しかありませんから、横からの屋根の写真は撮れません。






今までのところで、私が一番気に入っている部分は(↓)です。



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2階のリビングから、1階のベッドルームに下りるセンター階段です。












ところで、パノラマルームが完成したら、窓下の(↓)の場所に池を作るつもりです。




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私、魚が好きでして小さい頃も、いろいろ採って来て飼っていました。

メダカ、クチボソ、フナ、ドジョウ、オカメタナゴ、金魚・・・

今度はT2で何を飼おうかな・・・とても楽しみです。


完成させるまで、ぜったい、がんばるぞ~!







パノラマルーム・亀の歩み [パノラマルーム]

着工して6ヶ月が過ぎようとしている、パノラマルームです。




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上の2枚は、主寝室と副寝室です。

天井と壁のペンキ塗りが始まりました。





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こちらは、二階のリビングに上がる階段です。
石壁仕上げと天井張りは済んでいます。


石壁はクラブハウスで好評ですので、ここもそうしました。
ビーチで、手ごろな平たい石を探し拾ってきて、洗って、ひとつひとつモルタルで壁に埋め込んでいきます。
使う石の総数はすごい数ですので、とても手間がかかります。
仕上げは特殊な塗料を使います。





何人かの御客様からも、『まだ出来ないのか?』というお問い合わせのような、お叱りのようなお言葉やら、メールなど頂戴しております。

[お待たせして申し訳ございません]・・・とお詫びするしかないようです。

更に追い討ちをかけるようですが・・・、

「あと4ヶ月はかかります、ハイ!」

スローなのは、悪いことばかりじゃなくて、良いこともあります。

例を挙げれば、コンクリートでスラブを打ったときなど、2週間はいじるなということになっていますが、それは『最低でも』という話であってもっと経てば更に強度は増します。

壁のモルタル仕上げなども、ヘアークラックが出てくるのは、3日から1週間後くらいですので、それまでは手を付けず、修復してから次の作業をしたほうがいいと思います。

材木なども生乾きで販売されていますから、3週間くらいは雨の当たらない日陰で乾燥させてから、鉋(かんな)をかけています。

5年前にクラブハウスを作ったときは、職人を常時20人以上入れて6ヶ月で完成させてのですが、問題も幾つか出ました。

それはウチで雇っている作業員のスキルの質のせいでもありますが、ここフィリピンの田舎に、腕の良い職人などまず居ませんから、それを言っても仕方ありません。

とにかく、限られた予算で最良のものを作るという事、それから地元であるオスロブ町、もしくはラグンデ村に金を落すという私共の、カッコよく言えばポリシーは今更曲げません。

ですので、工事を業者に委託したり、よその土地から職人を呼ぶつもりは毛頭ありません。

ウチは、“ウチのやり方”を貫きます。


それこそが、[お客様の期待に応えること] と勝手に判断しています。







屋根のトラスができた [パノラマルーム]




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画像じゃ分りにくい、見にくいですね。地面から10mくらいあるので、上からは撮れませんし、バックは空ですから。






久々の“パノラマ・ルーム”ネタです。

一昨日まで5日ほどかけて、屋根のトラス(骨組みというか、屋根を支える鉄骨の部材です)が出来上がりました。

来週月曜から屋根を乗せる予定です。


パノラマルームの工事は、去年11月末から始めているので、そろそろ7ヶ月目に突入いたします。

(この国の田舎では、ほとんど全てが現場の手作業ですので、日本のように短期間には建物はできません。)

私と奥様Mで、プランから工事の段取り、資材調達、職人の手配と給与、現場の管理と監督など全てを取り仕切っています。

工事だけに集中できるなら、もっと早く進められるのですが、我々には収入を得るための通常のリゾート仕事など、ルーティーンワークもあり手は抜けません。

人間ですから、食事もしないといけないし、夜も少し寝ます。
あまり工事が長引くと、心身の消耗度が危険なレベルに達する(←大袈裟ですが)かもしれません。

耐えて、じっくりと取り組むしかありません。

[パノラマルーム完成] → [工事からの解放]



を夢見て・・・・


しかし・・・


そうはイカのキン〇マなんですよね。






ようやるぜ、エンボイ組 [パノラマルーム]


“エンボイ組”と勝手に呼んでいますが、うちの建築工事スタッフ達です。

棟梁というか、リーダーにエンボイを据えていますので、ま、『エンボイ組』ですね。


彼は私と組んで、通算では、3年以上ウチの現場のチーフをしていますから、お互い気心は知れています。

このエンボイが、実に感心させられるのですが、


ようやるのです。



先日も朝から空模様が思わしくなく、冷たい雨が降ったり止んだりの様子でした。

そういう場合、外で濡れる工事仕事ですと、やめて雨宿りするとか、『カッパが無いとできない』とか言い出すのですが、エンボイは続けるのです。

チーフのエンボイが止めない以上、他の連中も雨を避けるわけにはいかず、ずぶ濡れながら、ただ黙々と働く。



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これがその時の画像で、ほぼ1日シトシト雨。

2階のビーム(梁)のセメント打ちをしていますので、上にも濡れネズミの6人がいます。



いつものことですが、エンボイが先頭に立ってガンガン働きますので、他の連中も付き合うしかないのです。

エンボイは『突撃隊長』のような仕事ぶりです。


自分と仕事に誇りを持っているのでしょうね、遅刻はないし、終了時間が来ても、仕事が途中だと絶対にやめません、それでいてセコイ残業代も請求しない。

もちろん仕事にも妥協や手抜きはないですが、惜しいことに、高度な知識や洗練された経験がないのです。

教育の大切さを感じますね。

もしエンボイが若い頃から日本の現場で働き修行していたら、『無敵の大棟梁』になっていたと思います。



十把一絡げに、『フィリピン人は、どうしようもない』・・・・という人が多いです。

それは大体において、特に貧困層において、必ずしも外れてはいないのですが、この国、フィリピンにはエンボイのような『埋もれた人材』も、かなりいると私は思います。


シリコンバレー100億円豪邸別荘の孫正義でさえも、フィリピンの田舎の貧困層に生まれていたら、うす汚い仕事場で、壊れた扇風機の修理に一生を終えたかもしれないのです。








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