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犯人射殺で警官に5万ペソの報酬 [フィリピン]

強烈なタイトルですね。

はからずも、この前の記事の続編?が出てきました。

http://t2mary.blog.so-net.ne.jp/2016-05-22


上はこの前の記事。


下は今回の記事で出典は同じく、マニラ新聞(↓)の5/26付けです。
http://www.manila-shimbun.com/


ビサヤ地方セブ市で、麻薬密売犯の男性を射殺した警官に、報酬として5万ペソが支払われた。調べでは、おとり捜査で警官らと犯罪集団が撃ち合いとなり、男性が死亡した。セブ市長選で当確となったオスメーニャ元市長は、犯人を射殺した警官に報奨金を出す方針を示しており、方針通り今回、オスメーニャ氏からおとり捜査を行った警官のチームに5万ペソが手渡された。報酬は警察の設備投資と教会への寄付に使われる予定。







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≪終活≫の第一歩 [終活]

学校の卒業証書や通信簿、写真アルバムなどでさえ、ややもすると、残された家族や親類にとっては始末に困ることがあるようです。

私なんぞも最近思うところあって、なるべく身辺整理してから・・・・・と思うのであります。

その第一歩?として、かつて若かりし頃に参加した、マラソンやトライアスロンレースの記念Tシャツの数々―――記念品として保管してあったのですが―――をパジャマや室内着として消費することにしました。

Tシャツなどは、こうして役に立つからまだ良いですが、(たいしたことない)記録証や完走証などは、やはり棄てるしかないのかも。

しかし、去って尚、家族や親類の手を煩わすのもなんですので、身の回りは身体が動くうちになるべく整理したい、と思う今日この頃であります。

毎日を懸命に生きながらも、死ぬ準備もするという、何とも変な年ごろとなりました。

こういった事も、億劫がらずに僅かずつでも、取り組んでいかねばならないようです。








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子供が少ない日本 [日本]

先日、ウチの子供たちが通う小学校の運動会に行ってきました。

私が小学校の運動会に行くのは、50数年ぶりの事のように思います。

フィリピンに比べれば、日本はたいへん子供の少ない国という印象ですが、運動会に行き目の当たりにしました。

我々の時代とは、大違いです。

『少子化』が根づいてしまった日本です、これで将来は大丈夫なのでしょうか?









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射殺警官に報奨金 [フィリピン]

以下、かの国のニュースより、コピーいたしました。


出典は、 http://www.manila-shimbun.com/ 



セブ市長選で当確のオスメーニャ氏、犯人を射殺した警官に報奨金を出す方針


ビサヤ地方セブ市長選で当確となったオスメーニャ元市長は20日、犯人を射殺した警官に報奨金を出す方針を示した。英字紙スター電子版などが報じた。元市長は大統領選でドゥテルテ・ダバオ市長を支援し、自身も強硬な犯罪対策を取ることで知られる。これに対し、国際人権団体は「報奨金支給は処刑合法化と同然」と批判している。
 オスメーニャ元市長は、「銃携帯を許可された者(警官)による犯人射殺は合法であるべき」との持論を強調、「犯人が負傷した場合は報奨金5千ペソ、死亡時は5万ペソを出す」と言明した。
 報奨金を出す理由については「犯罪者を恐れさせ、警告することが重要」と説明したが、財源は明言しなかった。
 元市長の発言に対し、国際人権団体、ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW、本部・米ニューヨーク)アジア支部のカイン代表は声明で、「警官の殺人に報奨金を出すことは、処刑の合法化と同然」と批判し、えん罪で命が奪われる恐れがあると懸念を表明した。
 HRWはまた、ミンダナオ地方ダバオ市でも超法規的殺人を行う処刑団が暗躍してきたとあらためて指摘。「ダバオ市をモデルにした非合法で暴力的な犯罪対策が比国内に拡大しつつある」と警告した。
 同市のドゥテルテ市長については「超法規的な処刑を公約にし、治安対策に取り組めるのは彼しかいないという危険な信頼感を国民に広めた」と批判。「法治主義を守ろうとする国民は(超法規的殺人を許すような)動きに抵抗すべき」と訴えた。(加藤昌平)








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品格に欠ける [日本]

人には品格、品位、品(ひん)というものがあるようです。

”品格”は目に見えないし、測ることも容易くはない。

しかし、この品格に欠けると、つまらない人、魅力の無い人、尊敬できない人となり、わが国ではそこそこ重要なファクターであります。


最近話題の人物でいえば、少なくとも二人います。

ひとりは現職東京都知事の某氏。

都知事になった時、私は本当に驚きましたが、やはり予想通りの器(うつわ)で品格のない人でした。


もう一人は、先日幕内通算勝星で歴代トップとなった某横綱。

無類の強さは認めますが、こちらも品格に欠ける人物だと思います。


出自による優劣を云々したくはないですが、人の品格とは、何代も経てやっと培われるもののようであります。

(自分のことは棚に上げて書きました)








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フィリピン マニラ 保険金殺人 鳥羽さん [フィリピン]

いま現在、日本のメディアを騒がせている事件です。
フィリピン暮らしを終了し、現在日本に移住した私ですが、この事件については以前在比中に二度記事(下記URL)にしています。



まだやるか、フィリピン保険金殺人・・・・2015年7月13日
http://t2mary.blog.so-net.ne.jp/2015-07-13

やっぱり来た、殺し屋の仕事―Ⅱ・・・・2015年9月12日
http://t2mary.blog.so-net.ne.jp/2015-09-12



日本での暮らしに適応することに精力を注ぎたい私ですが、きょうは行きがかり上と言いますか、今一度だけ敢えてフィリピン関連の記事にお付き合い願います。

異国で無残に殺された鳥羽さんのご冥福をお祈りすると同時に、この手の、フィリピンのダークな部分を悪用した、卑劣な犯罪がなくなることを切に願います。



http://www.manila-shimbun.com/category/society/news223011.html

上は今日のマニラ新聞の記事ですが、そのうち有料になるでしょうからコピーさせていただきました。
(以下、記事の内容です)

鳥羽さん殺害事件

山梨県警、鳥羽さん殺害に関与した疑いで日本人男性ら4人を12日にも逮捕へ




首都圏ラスピニャス市で2014年、整骨院経営の鳥羽信介さん=当時(32)、山梨県韮崎市=が殺害された事件で、山梨県警は12日にも、殺害に関与した疑いで鳥羽さんの知人男性ら4人を逮捕する方針を固めた。  フィリピン、日本両捜査当局によると、鳥羽さん殺害の容疑で逮捕されるのは、事件当時、鳥羽さんと一緒に訪比していた日本人男性Aと、事件発生時、鳥羽さんとタクシーに同乗していた比在住の日本人男性B。さらに、比在住で鳥羽さんの殺害計画を立てたとされる日本人男性Cとその妻の比人女性。  鳥羽さんが新ビジネスを立ち上げるため比を訪れたのは14年10月。この際、男性Aと男性C、比人女性は共謀して、鳥羽さんに総額1億円を超える多額の保険金を掛けた上で殺害することを計画。比に住んでいた男性Bに殺害を依頼した。  男性Aと男性Cは高校以来の付き合い。男性Aは2000年代に鳥羽さんの経営する整骨院に通うようになり、鳥羽さんと知り合った。一方、男性Cは00年代から比で仕事をするようになり、比人女性と結婚。この時、男性Bとも知り合った。しかし、男性Cは仕事がうまく行かず日本へ一時帰国。この時、男性Aの紹介で鳥羽さんと知り合い、鳥羽さんが比で新ビジネス立ち上げを計画していることを知ったという。  事件後の15年3月、男性Bは日本に帰国し、山梨県警に出頭。事件の全容を供述したが、同県警は証拠不十分で男性を一時解放。その後の捜査で、男性A、C、比人女性からも事情を聴き、逮捕の方針を固めた。  同県警は、今年3月までに男性A、Cを別件の自動車保険詐欺の容疑で逮捕。当初は、ゴールデンウイーク明けにも鳥羽さん殺害容疑で4人を逮捕する予定だったが、男性Cと妻の比人女性が一時的に比に渡っていたため、2人の帰国に合わせて逮捕日をずらしたとみられる。  15年9月には、鳥羽さんの知人で販売会社社長の中村達也さん=当時(42)、同県笛吹市=が、鳥羽さんが殺害されたのと同じラスピニャス市内の路上で射殺体で見つかった。中村さんは男性Cと事件直前まで同行していたことが分かっており、山梨県警は鳥羽、中村両殺人事件に何らかの関連性があるとみて捜査を進めている。  中村さんは男性A、Cの共通の知り合いで、鳥羽さんとは男性Aの紹介で知り合ったという。  鳥羽さんは14年10月、新ビジネスを立ち上げるため、中村さんと男性Aと共に来比。同月18日夜に男性Bと共にタクシーでラスピニャス市へ向かう途中、オートバイに乗った男に射殺された。  鳥羽さん事件から11カ月後の15年9月、今度は中村さんが同市アルマンザドスのダアンハリ通り沿いで射殺体で見つかった。中村さんは殺される直前、鳥羽さん事件の真相を探るために訪比したと家族に伝えていた。(加藤昌平)






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同感 [日本]

この記事(後述)、我々のような外地在住だった日本人はシンパシー。

この記事を書かれた方はフランス在住のようですが、何処の国に居ようと日本人ならたいていは同感でしょう。

ただ、日本に住んでいる日本人の方々には、これらのことを《当然のこと》のように勘違いして、中々ありがたみが実感できないのが、難点かも知れません。

それから、この記者の方は『社会福祉やライフスタイルの面ではフランスに軍配が上がりそうですが』と記述していますが、私はそのことも含め〈日本国と日本人の脆弱性〉からくる将来の不安のようなモノも感じてしまうのですが・・・・



では以下、出典記事です。


日本はやっぱりスゴイ! 海外在住者が一時帰国で感じる日本の良さ28選



http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%af%e3%82%84%e3%81%a3%e3%81%b1%e3%82%8a%e3%82%b9%e3%82%b4%e3%82%a4%ef%bc%81-%e6%b5%b7%e5%a4%96%e5%9c%a8%e4%bd%8f%e8%80%85%e3%81%8c%e4%b8%80%e6%99%82%e5%b8%b0%e5%9b%bd%e3%81%a7%e6%84%9f%e3%81%98%e3%82%8b%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e8%89%af%e3%81%9528%e9%81%b8/ar-BBsMSpR?ocid=spartandhp#page=2



国内に住んでいると当たり前に思えることでも、海外在住者から見ると「にっぽん凄すぎる!!」と思うことが多々あります。海外とひとくちに言っても、住んでいる国や地域によって、日本との差はまちまちです。ただ、どこに住んでいても「日本ってすごいよね〜」「いろんな面で超便利!」と感じる瞬間があるのです。
海外生活が長くなっても、いくら充実していたとしても、心はやっぱり日本人。というわけで、海外生活8年目・現在はフランス在住の私(記者)が感じる、フランスと比較した際の日本の良さを「一時帰国あるある」でお伝えします。


【一時帰国あるある】

・良質なものが安い
・コンビニの便利さに泣く
・100円ショップのラインナップに驚く
・ゲームセンターやカラオケなど娯楽施設の充実ぶりにワクワク
・どこのスーパーでも魚の鮮度がよい
・黒ずんだマグロの切り身は見かけない
・スーパーの陳列棚がスカスカしていない
・お店の棚には常に商品が並んでいる
・開封済みのお菓子や食品が陳列棚に並んでいることはない
・24時間営業の店が多い
・日曜・祝日に店が開いている
・お昼時の12〜14時に店が閉まっていることはまずない
・買い物をすると特に頼まなくても丁寧に包装してくれる
・お客様は神様扱い
・特に飲食店でのお客様の扱いが丁寧
・飲食店で席に座ると、必ずウェットタオルやお手拭きの用意がある
・電話やお店などの対応がとても丁寧
・電車がオンタイム
・ストライキが滅多にない
・公共のトイレがきれい、臭わない
・デパートのトイレがきれいすぎて住みたくなるレベル
・道に犬のフンが落ちていない
・勤務中におしゃべりに花を咲かせている人が少ない
・勤務中に突然歌い出したり、踊りながら仕事をしている人がいない
・路上に「喫煙所」があるため、受動喫煙の心配が少ない
・ホームレスの人にしつこく物乞いされることがない
・ひとりで歩いていても声をかけられる心配がない
・良い意味で日本人は他人との距離感を大切にする

社会福祉やライフスタイルの面ではフランスに軍配が上がりそうですが、生活面での利便性や美意識の高さでは、日本はどこの国にも負けない気がします。海外在住者のみなさん、いかがでしょうか?
住んでいるときには気づかなかった。ジュ・テーム日本、あなたはパラダイスです。
撮影・執筆=sweetsholic (c)Pouch







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80m50万円 [日本]

今年(2016)のお正月に、セブ島のビーチリゾートビジネスから足を洗い、その後、日本に移住いたしました。

フィリピン生活が長かったせいか、年のせいか、日本の暮らしに戸惑うこともしばしばです。

現在は千葉の〝ド田舎”暮らしですが、最近気が付いたことのひとつ。



〝80m50万円”

何の事かと言いますと、新築住宅のお値段です。


勿論、ウチなんぞは大昔のボロ屋ですが、世間様にはお金持ちが多くいて〝一戸建て新築住宅”の需要も沢山あるようです。

確かに最新の〝新築住宅”の機能は優れているのでしょうが、それより何より、日本という国は『築20年もすれば、住宅家屋の価値はゼロ』、なんて云うちょっと異常な国です。

こんな田舎でも、古くなった家や空き家になった家は業者に買い取られ、取り壊され、『一戸建て・新築住宅』となって生まれ変わるようです。


もうお分かりのように〝80m50万円”は、駅からの距離と新築住宅のお値段です。

つまり、(ウチの近所では)駅から80m遠ざかるほど50万円ほど新築住宅のお値段が下がる・・・ように(私は)お見受けいたしました。


不動産会社の広告に『駅から徒歩何分』と云うのがありますが、あれは地図上の距離で80m(アレッ70mだったかな?)を徒歩1分とする、らしいです。


もちろん上は千葉のド田舎の駅沿線の話ですが、仮に都内の某駅でも、駅から徒歩5分と20分では同じランクの新築住宅でも、お値段は相当違うのでしょう。

以上、日本の皆様には『何をいまさら・・・』と云う事なのでしょうが、南洋の島で20年近く暮らした私には〝目からウロコ”でした。

いささか乱暴に言えば、この国では〝家の値段は土地の値段”、ということなのでしょうか。







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車が高いんじゃなくて・・・ [日本]


クルマは本当に高くなったのか?




http://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e3%82%af%e3%83%ab%e3%83%9e%e3%81%af%e6%9c%ac%e5%bd%93%e3%81%ab%e9%ab%98%e3%81%8f%e3%81%aa%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%81%ae%e3%81%8b%ef%bc%9f/ar-BBscpCe?ocid=mailsignout#page=2


(以下、上記URLより引用)

「最近のクルマは高いよね」とよく言われる。確かに軽自動車がものによって200万円と聞くと「全くその通り」と思うが、一方、頭の中には「それはちょっと違うんだよなぁ」と思うもう一人の自分がいる。今回は日本人のデフレ慣れとクルマの価格について考えてみたい。             ●無茶なローンを平気で組んだ30年前の若者  30年前、筆者がホンダ・ディーラーで整備士をやっていたころのことだ。そのディーラーは珍しいことに四輪だけでなく二輪の販売店も持っており、たまたまそこに配属になっていた時期がある。           二輪のお客さんは四輪のお客さんより概して整備の現場が好きである。工場に入り込んで来ては修理作業を眺めていくので、段々親しくなる。           ある日、その常連客のUくんが言う。  「池田さん。俺、今度クルマ買うんですよ」  「へぇー、いいじゃない。何にするの?」  「プレリュードが欲しいんすよね」  「おー、金持ちだねぇ」  「いや、そんなんじゃないっすよ。見積りもらったんですけど、頭金なしの毎月6万円36回ローン」                Uくんは屈託なく笑っていたが、筆者はちょっと心配した。建築資材会社で2トントラックを運転している彼の給料は、恐らく手取りで10万円ちょっと。           15万円に届いているとは思えなかった。       可処分所得の半分をローン返済に回してしまうのは当時の常識としても危うい。       「うーん。50万円だけでも頭金作ってからにしたら?」。彼が欲しがっているE-AB型プレリュードXZは160万円くらいのクルマだ。           だが、エアコンとオーディオを付けて乗り出しの価格は恐らく200万円を超えるはずである。           ショールームに戻って電卓を叩いてみると、頭金50万円を用意して48回払いにすれば何とか返済額が4万円を切る。        それならまだ何とかなるように思える。         だが、同じような境遇の彼の同僚が8万円のローンを組んだことに自信を得て、Uくんは月6万円のローンで本当に買ってしまったのである。             こういう無茶なクルマの買い方をする若者は多数派ではないまでもそこそこいた。               ●クルマは高くなったか?           まず、今の感覚からするとプレリュードの160万円という価格には隔世の感を覚える。        2016年現在、同等の価格で買えるクルマをチェックしてみよう。         比較的安価なBセグメントの中で、ちょっとスポーティなものを買おうと思えば、価格の高い順(千円単位は四捨五入)に並べて、ホンダ・フィットRSが193万円、トヨタ・ヴィッツRSが189万円、日産マーチNISMO Sが184万円、マツダ・デミオ・ディーゼルが178万円、スズキ・スイフト・スポーツが173万円、スバル・インプレッサ・スポーツが160万円。          6台の単純な平均価格は約180万円。              前述のように当時のホンダ車はエアコンがディーラーオプションだった。          価格は純正エアコンだと20万円、同じサプライヤーが出ているホンダのロゴが付かない社外品だと10万円というところ。      まあ170万円でいいだろう。           つまりだいたい現在のBセグ・スポーツモデルとどっこいの価格になるわけだ。         当時のプレリュードはホンダ・ベルノ店のフラッグシップ。        当然、今のBセグメントとはだいぶ格が違う。         同じ値段で買えるクルマの格は、この30年でそのくらい違ってきているということになる。            プレリュードと同じスペシャリティ性の高いクルマはいくらくらいだろう?          ホンダCR-Zが270万円、スバルBRZが256万円、マツダ・ロードスターが250万円、トヨタ86が249万円。       こちらの4台の平均価格は約256万円と価格はBセグ・スポーツよりグンと上がって当時のプレリュードの1.5倍。         この手のクルマは現代では希少種になっているせいもあって、当時のプレリュードとぴったり同格のクルマがない。       ちょっと格が足りないのだ。         本当ならトヨタ・セリカや日産シルビアあたりと競合するはずだが、ないものは仕方がない。            ということで、公平な比較かと言われると、いろいろと言い訳すべきポイントは多いが、シンプルに額面だけで比較すれば高くなっているのは間違いない。          本来30年分のインフレその他を加味する必要があるのは当然なのだが、そこは日本の経済に妙なことが起こっていて簡単に話をまとめられない。それは後で別途じっくり考察するとして、まずは当時の若者がこんな無茶なローンを組んだ理由を書いて置かねばならない。        それも後でパズルにはまるのだ。  若者がこぞってクルマを買った背景としては、当時の世相もある。         毎年当然にベースアップがあって、特に新卒入社直後の数年は1万円以上の昇給も少なくなかったから、返済を始めてみれば毎年1万円ずつローンが軽くなっていく。       そういう計算が成り立った時代だったのだ。        だから、手元に現金がなく、給料が少なくても、多くの若者が新卒入社と同時にクルマを買った。       そういう消費が回り回って、企業が利益を上げ、それがまた給与になって戻って来るのが好景気の良いところだったのだ。               ところが、今や毎年のベースアップなど一部上場企業の中でも、限られた特別な会社だけのもの。          現代のUくんたちは初任給が右肩上がりに増えていくものとはハナから考えていないし、雇用形態によってはボーナスもない。           それは月給20万円なら年収240万円のままずっと生きていく覚悟をする世界だ。        ローンなんて組みたくなるわけがないし、非正規雇用ならローンの審査を通らない可能性もある。         落とされたショックを考えれば、余計申し込みたくなくなるだろう。        買ったら買ったで初期コストとは別に維持費だってむしり取られる。            若者のクルマ離れなんて勝手な言いぐさで若者の責任にする方がおかしい。             だからクルマは相対的に高く感じる。おっさんたちは人事のように「近ごろの若者には夢がない」と言うが、夢が見られない社会を今までの世代が作ったのだ。               ●なぜ高くなったのか?      では、いったいなぜそんなことになったのか。  図は首相官邸ホームページの政策会議資料の中にある平成25年第2回会議資料の一枚だ。        日米欧それぞれの名目賃金の推移がグラフ化されている。            1995年の各国名目賃金を基準(100)としたとき、2012年の値は米国で180.8、欧州で149.3ある。         ところが、日本は87.0と、この18年間で2割以上もダウンしているのだ。            プレリュードは1982年デビューなので、この資料の起点からさらにさかのぼること13年前の物価なのだが、そこには目をつぶって、あくまでも目安として当時の価格にこの名目賃金の比率を掛けてみる。       170万円の現在価値は各国でどのくらい違うのか。           米国では307万円、欧州では254万円、日本では148万円になる。             クルマのようなグローバル商品は、国による価格差はそれほど大きくない。せめて欧州の賃金上昇率程度に日本の賃金が上がっていたら、86やBRZやロードスターを若者が購入していた可能性は十分にあるのだ。         しかし、欧米にインフレ補正を掛けなくてはならないのと反対に、日本ではデフレ補正を掛けなくてはならない。なんたることだ。                 今、日本の物価と給与水準は明らかにおかしい。         牛丼が一杯380円という水準はOECD加盟34カ国の中で、もはや最貧国レベルの物価だ。               筆者の友人に企業再生コンサルタントがいる。          多くのリゾート物件再生を手掛けてきた彼に話を聞いて驚いた。        少し前から、ニセコのスキー場にはオーストラリアやニュージーランドからの旅行者が多数押し寄せている。       外国人旅行者はスキー場の2300円のカニ・ラーメンを「日本は物価が安い」と喜んで食べているという。        驚くべきことに、この店ではこのカニ・ラーメンが一番人気のメニューだと言うのだ。               こうした旅行者のおかげでニセコでは物価がぐんぐん上昇している。       マンション価格も坪単価600万円に達しているという。       ニセコの山の中のマンションの坪単価が山手線目黒駅前のタワーマンションに匹敵するのだ。           もちろんこれが平均的な話なのかと問われればそうとは言い切れない。          欧米ではスキーは富裕層の遊びである。       ましてや海外にスキー旅行に出掛けるともなれば選ばれた人々なのだろう。        とはいえ、彼らはそういう富裕層だからこそ母国と日本しか知らないわけではない。あちこちのリゾートで遊んだ末、日本の物価が安いと言っているのだ。              だから、こうした外国人にヒヤリングすると、2300円のカニ・ラーメンでは飽き足らず、ミシュランの星付きレベルのレストランがなぜニセコにないのかと尋ねられるらしい。         友人は「夏の間どうやって生きていくのか」と苦笑いするが、それほど世界から見て日本の物価は低い。            もう少し普通の例を見てみよう。        大手町あたりのサラリーマンが昼食にちょっと良いものを食べたとする。          それでもせいぜい1000円から1500円というところだろう。ところがロンドンあたりで同じ感覚で食事をすると2500円から3000円の相場になっているという。            毎日のように報道される中国人観光客の爆買いも、構造は同じだ。「多少高くても良いものを」と買い求めているのではない。       「安くて良いものだから買わないと損」なのだ。今や日本の物価は全く先進国水準ではない。          そこにグローバル価格の商品を置けば割高に見えるのは当然のことになる。           クルマは高くなった。         ただし日本人にとってだけだ。                          ●クルマのコストアップ  もちろんクルマの価格が上がっているのはもっと技術的な理由もある。         1990年代に世界中で衝突安全基準が設けられ、シャシーの開発コストが高騰した。           各種の電子制御安全デバイスも必要になった。           排気ガスや低燃費など低環境負荷対策にもコストはかかる。           そういうものを飲み込みつつクルマの製造原価は上がり、同時にそれと釣り合うように賃金が上昇してきたのが欧米だ。            しかし、その間日本の賃金だけが20%以上も目減りしていたのだ。                     自由主義経済の基本は競争だ。           より良い性能のものをより低価格で作る。          それを徹底的に貫いて日本はクルマを作ってきた。           隣国に「世界の工場・中国」があったせいもあるだろう。中国に負けないために、日本は必死に労働単価の差を補正し続けてきたのだ。          近年の製造業の日本回帰を見れば、それに成功したとも言える。          しかしその成功の結果、賃金は異常に抑制され、マーケットの購買力がなくなった。           成功したにもかかわらず、メーカーも消費者も誰も得をしていない。           得をするのは海外からの旅行者だけという極めて皮肉に満ちた結果になっている。                  ではどうすべきなのか。          日本人はデフレ経済に慣れすぎた。        2500円のランチを普通に食い、300万円のクルマをポンと買うようになれば、物価は急速に先進国水準に戻るだろう。       だが、それを消費者に丸投げされても困る。         筆者自身もとても2500円のランチは食べられない。        牛丼にトッピングして500円オーバーになっただけで、ちょっと節約が足りていない気分になる。             では企業が賃金を上げればいいのか。それができればいいが、企業の側にも都合はある。         バブル崩壊以降、人件費に圧迫されて窮状に陥った記憶が骨身にしみている。厳しい労働法規のせいで、人件費の弾力性がゼロなのだ。          慎重にならざるを得ない。      鶏が先か卵が先かの話そのものだが、企業が賃金を上げないから消費が伸びず、消費が伸びないから賃金が上がらない。               日本の労働者の質は高い。      世界に冠たるサービスを安い賃金で提供する状況にすっかり慣れてしまっているのだ。       俯瞰(ふかん)的に見れば、製品やサービス、労働のクオリティを正しく評価し、対価を支払える人が減ったことがその原因であることはほぼ間違いない。       では、それを解決するにはどうすべきなのかという決め手が今のところどこにもないように思える。       企業は適正な人件費を払わず、顧客は商品やサービスに適正な対価を支払っていない。         教育の問題と言えばそうなのだが、それを誰がどこでやるのか。その先が見えてこないのだ。               (池田直渡)






約20年ぶりに日本で暮らし始めて、徐々に<見えて来た>ことがあります。

その一つが上のコラムのようなこと。

日本人の労働者のマジョリティーの給料が、少なくとも20年上がっていないからか、諸外国と比べれば安いモノが溢れている。

私の居たフィリピンなどの貧困国並みに、物価が安いと言うことが言えなくもない。

私のようなボンクラには、この先どうなるのかよく分からないし、私自身がどう対処していいのかもハッキリしない。

少なくとも私に言えることは、よく見かける『日本(人)はスゴイ!』などという報道や、TV特集を鵜呑みにしてはいけない、ということでしょうか。

多分、そこには別の意図とか悪意が秘められていて、日本や日本人をさらにオカシクしようとしているのかも知れないから。

私が居なかった20年間、良くも悪くも、日本はずいぶん変わったようです。








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