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拝啓  帰国いたします [日本人]

拝啓

厳寒の候、皆様にはお変わりなくお過ごしのことと、お喜び申し上げます。

こちらセブ島は常夏でもあり、『厳寒』と言う言葉が白々しく響くのではありますが、この場を借りまして、皆様にお知らせがございます。

この正月をもちまして、私ども“T2ゆかり”の運営から手を引くことに致しました。

思えば若い頃から、たまにフィリピンのビーチリゾートに遊びに来ていましたが、スキューバダイビングのご縁で、20年ほど前にフィリピンで暮らし始め、以来ずっと田舎のダイブリゾート仕事1本でやってきました。
毎日夕方から村内の家々を飲み歩いていた頃から、私も20歳近く年をとったわけでございます。


比較するのもおこがましいですが、かのマッカーサーは、『老兵は死なず、ただ消え去るのみ』(Old soldiers never die,they just fade away)と吐きすてました。
また先の対戦中、彼は日本軍の猛攻に追われフィリピンから脱出する際、フィリピン国民に『必ず戻る』(I shall return)と言ってのけ、その約束を果たしました。


私ども日本人一家は、フィリピンを離れ、今後は祖国日本をベースとして暮らします。
20年間お世話になったフィリピンと言う国は、日本と違って後進国です。
難しい面もありますが、日本にはない良さもあります。

住んでいるときは、嫌いなことのほうが気になりがちですが、いざ離れるとなると良さが目につきます。
我ながら、全くかってなものです。
日本に帰って暮らす事への不安・怖さが、そうさせるのでしょうか。

人間の体の細胞は7年で変わるそうです。
と言うことは、私の体の現在の細胞も、ほとんどが“made in Philippines”なわけです。
頭で考えることのほかに、数十億?の細胞が<見知らぬ国への不安>を訴えているのでしょうか。

帰国の理由は―――ここで長々と書きませんが―――沢山あり、避けることはできません。

ただ私が今申し上げるべきことは、まず、フィリピンと言う国とフィリピンの人たちへの感謝です。

そして、お世話になった方々、私どもの“T2ゆかり”に来ていただいた方々、このブログを見ていただいた方々へのお礼です。

正月の松もとれた今日、梅がセブを去ることをお伝えいたします。



皆様、本当に、本当に、どうもありがとうございました!

“T2ゆかり”は、運営は変わりますが営業を続けます。

身勝手なお願いではございますが、赦されるのであれば、今後もどうぞ宜しく、お願い申し上げます。


                                               敬具







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コメント 3

Akira

昨年リゾートの譲渡をお考えになっているという記事を見たときにはもう少し先の話かなと思っていましたが、意外な程早くその日はやってきてしまいましたね。

いろいろとブログ上はもちろんその他にもお世話になりました。結局私自身はT2ゆかりには行けずじまいでした。それが残念です。

私もこのフィリピンという国で骨を埋める気は毛頭なく、同じ様にこの地を去る日がくると思います。yashinokiさんは年上の方ですが、私と同じ辛い思いをしているフィリピンで戦う戦友と思っておりましたので、少し寂しい気がします。

とりえず本当にお疲れ様でした。また日本に帰られても近況をアップいただければと思います。

ありがとうございました。
by Akira (2016-01-10 23:38) 

Ⅿ

いつも楽しみにブログ拝見しておりました。私は観光客で、いつかT2ゆかりさんにも行ってみたいと思っておりました。セブへは何度も観光に行きましたが、最初の頃はこのブログを見て勉強になることも沢山ありました。寂しいですが、また日本での生活頑張って下さいね。
by Ⅿ (2016-01-13 13:13) 

yashinoki

M様
コメントをいただきまして、ありがとうございます。
フィリピンで過ごした20年間を糧として、日本でもやっていけるような気がしますが、甘いでしょうか?
結果は分かりませんが、とにかくやれるだけやるだけです。
by yashinoki (2016-01-28 20:07) 

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