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自分の人生は自分で・・・ [フィリピン]



当地フィリピンは、ほんの少しの富裕層と大多数の貧困層、ちょっとばかりの中間層で成り立っている。

貧困層の多くは、死ぬまで貧困層、その子供も孫も、大方は死ぬまで貧困層から脱出できない、と私は思う。

中には貧困層から中間層に成り上がる人もいるが、ごく一部だと思う。

ここの世の中が、そういう仕組みになっているからどうしようもない。



人々は地道に勉学し、仕事に励めばやがては・・・、とは考えないようだ。

そういう事を尊ぶ思考が軽んじられているのが貧困層だ。

かつてのテレビの名作“おしん”が、全く人気が無く放送開始早々に打ち切りになった東南アジアで唯一の国が、フィリピンだという。

比国の貧困層には、『おしん』のような生きざまは、軽蔑され疎んじられる。

それどころか、『愚民化教育の成果』というべきか、学校を出ても、いわゆる“読み書きそろばん”ができないばかりか、働く気力が無い若者たちが多い(これは日本でも言われるらしいが、日本の比ではないと思う)。

今まで延べで言えば、10数年で数百人の貧困層の村人に働いてもらった。

中には日本人もビックリの勤勉者や正直者もいたが、全体の数%だと思う。

残りのほとんどは、何故か平均と言うか中間を通り越して、真逆に集中している。

テストの成績にすれば、30点以下が90%、90点以上が2%のような両極端な人々、それもここの民(たみ)の特長のような気がする。


しかいまぁ、私自身、人様に偉そうな事をいえる人間ではないし、成功者でもなんでもない。

チマチマ働いて小銭を稼ぎ、スタッフに給料を払い、残ったお金でギリギリ家族を養い、些細なことで奥様Mと夫婦ゲンカするミミッチイ男である。

また私は、外国にいながら私(日本人?)の常識というか、私(日本人?)の価値観で考え判断しているので、フェアーではないと思う。

しかし、私が、私の思いを私のブログに書いて、愚痴をこぼし、ウサを晴らしても、世間様から正面切って文句を言われる筋合いも、無いように思うのである。

少なくとも私は、『労働は美徳』(これも古い日本人的か)と信じて、死ぬまで働きたいし、それなりの向上心、最低限の道徳も持ち合わせているつもりだ。




目を転じて日本。

先日、ネットをチェックしていたら、こんな(↓)コラムに目がいった。


[時給800円と8万円――仕事をしていて、なぜ100倍もの差がつくのか]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130313-00000031-zdn_mkt-ind

同感ですね。

このブログを見ている人は、どちらかというと中高年が多く、若い世代は少ないのでしょうが、これは若い人には問題です。

給料(収入)の2極化、そして一部の富裕者と大多数の貧者・・・今や世界のトレンドかもしれない。

私なんかはせいぜいあと10年でシャバとオサラバだからイイとして、今までのようにはいかない時代になるのだろう。

世の中が移り変わるのは、常のことだ。

もはや『日本は経済大国』などと誰も思ってはいないだろう。

かつての“士農工商”のように、“富裕・貧困”という身分制度が確定する前に、若い人たちは今が正念場ではないか。


ウチみたいな仕事内容は、上の記事の言うところの『レア』だから、ひょっとして将来性有りなのか・・・。

と考え、

まだ素直な今のうちに、息子達にもよく言い聞かせといて、と思ったが、

『大きくなったら仮面ライダーになりたい!』という8歳と、

リズミカルな音楽を聴くと身体が自然に踊りだす、ダンスが得意な3歳じゃ・・・

如何ともしがたい。

なるべく応援はしてあげたいが、私のような自分勝手な父親を持った子は、自分の人生は自分のチカラで切り開くしかないようだ。


言ってみれば、アッタリマエのことだ。



それはともかく、しかたないことだろうが、『世の中、金が全てじゃない!』というセリフも、永遠の過去のように白々しく聞える。

それどころか、富裕層は貧困層を人間とも思わず、貧困層は富裕層を同胞と思わず、付き合うことも、結婚して血が混じることもなく、学校も、住む土地も、行動も、食べ物も、宗教も、病院も、墓も別々で、差別というか、『区別される』時代がくるかもしれない。

その意味では、ここフィリピンはスバラシイ国だ、堂々と『先進国』と言えると思う。











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