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“MI.Ⅳ”=最後(?)の難関 [工事]

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ふた潮まえ(1ヶ月前)の大潮に、ボート用スロープの補強(厚さ10~15センチ追加)と延長(1メートル)工事をしたことはお伝えいたしました。


http://t2mary.blog.so-net.ne.jp/2009-10-26

http://t2mary.blog.so-net.ne.jp/2009-10-29


しかし冒頭の写真のところで時間切れ、つまり、干満の差が大きい大潮が終わってしまいました。
先端部分の工事が残りました。
スロープの突端のほうの工事は、大潮の干潮時間帯でしかできません。
そこで、その時作業員エリ〇〇に、残りを仕上げるため、今月6日と7日にまた来る様に伝えました。
念のために、前日に確認を取りに彼の家に人を行かせました。
しかし当日、現れませんでした、連絡もありません。
エリ〇〇は、T2の建設工事の最初の塀の工事から最後まで、2年近く使った唯一の職人です。
若いのに他の人よりはしっかりしているので、それなりに目をかけ優遇したつもりです。
今までのことがあるので、他に仕事があっても、2日間ぐらいは抜けてウチにくるだろうという甘い期待の計算がありました。

しかし・・・です。
ここは日本ではありません、義理も人情も存在しないようです。
そりゃフィリピンにだって、約束を守る律義者は沢山いるでしょう・・・私はそういう人はあまり知らないのですけど。
“義と信”を重んじる人もいるでしょう・・・私はほとんどみた事ないのですけど。
金、金、金、お金の為なら何でもするという拝金主義ではない人当然もいるでしょう・・・私はまだお目にかかっておりませんのですが。

私もフィリピンにそこそこ長いので、ここでは誰も、何も、信用してはいけないことは重々承知です。
ですので、この程度では腹は立ちません。
「やっぱり、か・・・」と思うだけであります。


こういう時は、マザーテレサに心を清めてもらうのがいいでしょう。



“善い行いをしても、おそらく次の日には忘れられるでしょう。気にすることなく善を行い続けなさい。”



“あなたの正直さと誠実さとが、あなたを傷つけるでしょう。気にすることなく正直で誠実であり続けないさい。”



“助けた相手から恩知らずの仕打ちを受けるでしょう。気にすることなく助け続けなさい。”




そうか、そうなんだ。

私はすぐ影響される単細胞ですから、心の曇りがだいぶん取れました。
エリ〇〇にも、やむにやまれぬ事情があったのでしょう。
しかし、気のせいか、隅っこのほうで、『くそっ、エリ〇〇の野郎!おぼえてろ~!』という呟きがするようですが・・・。


それよりもスロープ。
完成させるのが私の使命です。
なんて・・・ボートも船台もウインチもないし、それに、いまアミハンの時期ですからスロープだけ出来上がっても仕方ないのですが、これは“男の意地”であります。

こうなったら、何もかも全部、自分ひとりでやってやろうじゃありませんか。
今回、助けは借りません。

実際、手作りリゾートと言ってますが、確かに全ての設計、仕様は小物に到るまで私が考えて図面を引いてますが、施工に関して、私が手を出しているのは数えるほどです。
私は指示を出し、監督し、確認することが中心でした。

これはきっと天が遊び心を出して、私に『おまえ、自分でやってみろ!』と試しているに違いありません。
了解です、望むところです。
だいたいですね、この国の建築工事を10年見てますが、段取りが悪すぎます。
前回、スロープ工事が終わらなかったのも、段取りが悪くてセメントが固まる前に潮が来て、そっくり流された日があったためであります。

確かにスロープ先端部の工事は、難しいです。
時間との戦いです。
なぜなら、先端が水面下から姿を現すのは、大潮干潮時の4~5時間だけだからです。
その間にレベルを取り、型枠を作り、セメントを捏ねて打って、ある程度乾燥させなければならないのです。
こんな田舎には、速乾セメントなんて影も形もありません。
普通セメントで勝負するだけです。
しかも今は、前回と違いアミハンで波があります。
生乾きでも、波が無ければコンクリートは固まってくれますが、波があると哀れというか悲惨です。
これはもう、“Mission Impossible=ミッション・インポッスィブル”です、“MI.Ⅳ”の世界です。




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2週間前の写真です。
スロープの先端は水面下です、まだアミハンは吹いていません。


しかし、私には勝算があります。
勝機を見出すには、段取りを完璧にすることです。
決戦スタートは20日水曜、朝4時からですが、それまで、あ~だ、こ~だと1週間かけて考え準備しました。
よくスポーツの世界では、イメージトレーニング(イメトレ)と言います。
何百回、何千回と頭の中でイメージして、イメージの中で完璧にできれば、間違いなく勝利や成功があると言うやつです。
器械体操の選手が行なったり、短距離の選手がするのが有名ですが、以前マラソンの瀬古選手が試合後に『イメトレ中、自分がトラックでイカンガーと競り、勝ち、1位でテープを切るのが見えた、その時の観客やコーチの顔までがはっきりと見えた、そして実際にその通りになった。』と語ったことがありました。

私は、老骨に鞭打ち、イメトレと段取りでこの“MI.Ⅳ”に挑戦いたします。

なんか、おおげさだな~。

『これで出来なかったら、かっこわり~ィ』なんてイメージが湧いてきました。




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taiko

涙流しながら、楽しく読ませていただいてます。
子供たちも、野菜も、リゾートも、着々と成長していく様子が、大変嬉しいです。

あの~私事の相談なのですが。
そちらで家を買う場合、日本人Sweden人ですから、外国人が買うとして、フィリピンでは外国人は土地を買えないと聞いていますが、皆さんは、どのような形で、家を買っているのでしょうか?今、ミッケさんがそちらで、家をいろいろ見て回っていますが。。。?

お忙しいスケジュールの日々に私の面倒な質問にお答えいただけましたら、幸いです。
by taiko (2009-11-22 18:53) 

yashinoki

taiko様
コメントありがとうございます。
家を買うって?フィリピンに移住するということですか?
人様のことですので、それぞれ事情もあるでしょうから、私はよく分かりませんが、いきなり・・・はちょっと強引かもしれませんね。
まず借りて半年なり1年なり、試しに住んでみてから、決断されたほうが宜しいような気がしますが・・・ウ~ン・・・。

それから仰るように、フィリピンでは外国人は土地(の権利)を買えません。
ですが、コンドミニアムのようなものは買うことができます。
一戸建てに住みたいと言うことでしたら、土地をリースして(最長50年まで可能です)家を建てることはできます。
あとは会社を興し、会社名義で買うことも可能ですが、これは個人住宅にはあまりお薦めできません。

それからこれもあまりお勧めはできませんが、ダミーのフィリピン人を立ててその人の名義で買うという方法があり、よく使われます。
しかしどの方法を採るにしても、外国人は土地を買えないという法律が、頑として存在しますから、その関係でのトラブルは非常に多いです。
あまりお役に立てなくてすいません。



by yashinoki (2009-11-23 10:11) 

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