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今季初アミハン [フィリピン]




『八丈沖の難破船、8名中船底の3名救出』不幸中の幸いでした。
まだ遭難の全容は解明されていませんが、『救命ボートに乗った船長が亡くなった』とは、皮肉な結果でした。
山や海で遭難した場合、絶望するとあっけなく死んでしまう、とよく云われます。
このケースもそんな事があったのかも?ですね。
私も今の生きざまに絶望しないよう、気を付けないといけません。
同じ海に関わるものとして、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

かたや、海上自衛隊の護衛艦「くらま」と韓国籍のコンテナ船の衝突。
これは、何でしょうか、あいた口がふさがりません。



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スロープ補強工事のさなかですが、一昨日の朝から、ラグンデ村に今季初の“アミハン”が吹きました。
東京の人が富士山の初雪を気にするように、私達は風向きの変化が気になります。
そして、台風の卵の熱帯低気圧が発生するフィリピン中部の東海上で風が変わったということは、今の21号のように台風自体は今後も発生しますが、今年はもう日本本土を狙うような台風はありません。
『絶対!』とは言いませんが、確率95%位はあります。

この辺りでは、アミハンとは北(北東)寄りの季節風をいいます。
漁師に言わせると風の種類による名称は10くらいあるのですが、一般的なのは“ハバガット=南よりの風”と“アミハン”です。
フィリピン中、だいたい何処でもアミハンとハバガットという風の名前自体はあるようなのですが、同じフィリピン内でも場所が違えば、例えば、ハバガットは西風の事を言ったりします。
つまり、風向きではなくて、ハバガットは雨季の風、アミハンは乾季の風のことでしょう。
ハバガットが吹けば雨季が来た、アミハンが吹けば乾季になった、そんな感じです。
とは言え、これからずっとアミハンが吹くわけではなく、ちょうど日本で云う三寒四温のように、徐々にそういう風の割合が増えてくるということです。
もちろん風の無い日や、弱い日もあります。

職・住ともに東京の人であれば、1年中風に無頓着に暮らすこともできます。
しかし日本でも、田舎に住んでいる人たちはけっこう風に敏感ですね。
私どものようにセブ島の田舎に暮らすと、毎日、風向きや雲行きを気にいたします。
そんな自然現象を味方にして暮らすと、快適に暮らせるからです。
例えば家を建てるとき、1年中風が抜けるように向きを考えて窓を切ります。
漁師は風を読んで漁をするし、農夫は風向きと雲で雨を察知して野良仕事の段取りを付けます。
風は島の生活に密着しています。
ラグンデ村ではアミハンは3月頃まで吹きますが、天然の涼風です。
カラッとした、とても快適な気候をもたらします。



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上の写真のように、一昨日吹いたアミハン(に伴なった波)は、T2のボート用スロープ右側に溜まっていたハバガットが寄せた砂を、いきなり50センチも削り取りました。
来年1月ごろには、右側スロープの基礎全部が露出するでしょう。
その時が右側基礎の補強工事のチャンスです。

さて海です、ダイビングです。
ダイビングは自然相手の遊びですから、風や波の影響をとても受けます。
もちろん“アミハン”が強く波のある日は、ダイビングは困難になります。
通常はアミハンのピークは1月2月です。
潜っている時はどうということはないのですが、ボートへの乗り降り、そしてダイビングの際のエントリー&エキジット、初心者や体力の弱めなダイバーの方にはチョットきついのかもしれません。



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昨日の午後の海です。
まだアミハンが風力2~3程度で吹いていますので、岸近くは濁っています。


以前私どもが居たプーケット島には、大小150以上のダイブショップがあるのですが、毎年、大方のショップは6~10月のモンスーン(雨季)には、最低人数を残しスタッフに暇を出していました。
海が荒れてしまうので、『シーズンオフ』という設定です。
うちのT2の場合、1~3月アミハンの盛期に、ダイビングのオペレーションをストップすべきかな?なんて、今、少し考えております。
お客様が来られた時、たまたまその数日間アミハンが強く吹いたら・・・どうなるとか。
まだ始まってもいないうちに、そんなことに気を病む小心者、弱気な私がいます。






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